Tabisuke Tabizo / T2 High Mount Fit™
T2 High Mount Fit

T2 High Mount Fit™

『T2 Hight Mount Fit™』は、自然な動きと軽快なランニングを追求する『Tabisuke Tabizo』のオリジナルテクノロジーで、骨盤の動きを妨げず胸郭で快適に背負うためのフィッティング機構です。

ウエストベルトのないランニングパックでは、走行時の負荷をショルダーハーネスで支える必要があります。
『T2 High Mount Fit™』は、胸郭との一体感に優れたフィッティングと、上背部で荷重を積極的に支える構造、また荷重の変化を抑制する調節機構により、鎖骨周辺の痛みを抑制しつつ、自然なランニングに近い感覚で着用でき、長時間にわたる高いパフォーマンスの発揮をサポートします。
Photo = Natsu Yanaru
Photo = Makoto Iyori
Features
1

骨盤の動きを妨げず、
胸郭で背負うランニングパック。


ヒトが前に進む(走る)とき胸郭は骨盤に対して左右にスライドします。
『T2 Hight Mount Fit™』は腰部の動きに干渉しない位置で
ランニングパックを背負う設計と機構により、
背負いながら自然な動きを実現できます。
2

肩部の負荷軽減を追求した、
肩甲上部で荷重を支える設計。


『T2 High Mount Fit™』 は、ランニングパックの荷重を支えるショルダーハーネスの接触部位の中で、最も痛みが生じにくいとされる「肩甲上部(首の付け根から肩甲骨、肩の稜線にかけての僧帽筋上部)」で荷重を積極的に支えます。
本体ストレージは、上半身の重心付近(第7〜9胸椎)に位置するように設計されており、鎖骨周辺への負担を軽減することで、痛みが生じにくく、一体感の高いフィッティングを実現します。

設計を裏付ける工学背景


バックパックを支える肩の各部の荷重と痛みの関係を調べた研究結果では、
上背部(ベージュ部分)は鎖骨周辺部(赤部分)や胸部(オレンジ部分)と比べて
痛みを感じにくく、荷重を積極的に支えられることが明らかになっており、
この関係を考慮しています。

肩の痛みの感度マップ

N. Wako, et al., “Characterization of shoulder load for backpack shoulder strap design based on the relationship between interface pressure and shoulder pain”, 2020 8th IEEE RAS/EMBS International Conference for Biomedical Robotics and Biomechatronics (BioRob2020), 2020.

また、あわせてバックパック本体の重心位置と荷重分布の関係も考慮し、
ストレージの位置や形状、容量設計を行っています。

ランニングパック装着時の荷重分布

N. Wako, et al., “Investigation of Relationship Between Multi-Point Mechanical Stimuli on Shoulder and Overall Pain on Backpack Wearers”, 2021 IEEE/SICE International Symposium on System Integrations (SII2021), 2021.
3

ランニング時の荷重の変化を
抑える調節機構


『T2 High Mount Fit™』 は、ランニング時にパック本体が移動することで生じる荷重の偏りや、
振動・衝撃による荷重の強弱の変化を抑える調節機構を搭載しています。
ハーネスの各種ストラップはフィッティングを細かくコントロールでき、
ストレージのコンプレッションは、さまざまな荷物に対応して位置を安定させます。
最初に背負ったときの感覚に近い状態を維持することで、速いスピードのランニングや
長時間行動での身体の消耗と不快感の軽減に役立ちます。
調節機構:ロードリフター
比較動画:Side View
比較動画:Back View
調節機構:コンプレッション・コード
比較動画:Side View
比較動画:Back View
テストデータ:胸郭(第8胸椎)に対する鞄の相対加速度の変化
(上体の動きに対するランニングパック本体の衝撃)
走行周期を40に分割し、各周期に対する30回の平均を実線で表してます。
またその平均値の差を統計的に検定し、有意差が認められた部分を
グラフ下部のバーで表しました。
Test day:December 5, 2024

Supervised by: Nanta Wako,
Backpack R&D Engineer,
Ph.D. (Engineering)

Tester:Akito Nagao,
Trail Runner, YouTuber

Back pack:T2 Trail 15

Pack weight:5,091g
 Pack & Pad 583g
 Bottle & Walter 1405g
 Waterproof inner 64g
 Insulated clothing (top & bottom) 506g
 Rainwear (top & bottom) 348g
 Headlamp and spare battery 259g
 First aid kit 217g
 Wind Shell 177
 Water dispenser and water 1117g
 Energy food 415g

Gradient:0%
Pace:5’30”/km
X : 走行時のパックの前後方向の揺れ


Y : 走行時のパックの左右方向の揺れ


Z : 走行時のパックの上下方向の揺れ

Collaborators

監修、データ作成
若生 然太(わこう・ねんた)
Tabisuke Tabizo Product Advisor
1983年生。京都府八幡市出身。
バックパック R&Dエンジニア。博士(工学)。
YouTuber:@BackpackResearcher
2009年、早稲田大学理工学部卒業。2011年、早稲田大学大学院修士課程修了(経営システム工学専攻)後、日本を代表する鞄メーカー、エース株式会社に入社し、商品開発に従事。
2021年、早稲田大学大学院博士後期課程修了(総合機械工学専攻)後、2022年よりバックパックの技術コンサルティング業を開業。専門領域は人間工学とバックパックの負荷軽減技術。

【主な経歴:スポーツ】
全国高校総体男子三段跳 5位(洛南高校)
元A級プロボクサー(輪島功一スポーツジム)14戦7勝6敗1分
テスター
長尾 暁人(ながお・あきと)
Tabisuke Tabizo Product Advisor / Ambassador
1988年生。栃木県出身、神奈川県秦野市在住。3児の父。トレイルランナー。
Youtuber(Vlog『ただ走るだけの動画』)。チーム100Mile(アキレウス)所属。
走歴30余年。高校まで陸上部で短距離、大学在学時に市民ランナーとして初マラソンを走り傾倒。2013年冬に右腸脛靭帯を痛め年単位で思うように走れなかったが、市民ランニングクラブの仲間と走った高尾山〜陣馬山のトレランでは脚が痛くないことに気づき、山を走る機会が徐々に増える。2015年よりトレイルランの大会に初参加(スリーピークス八ヶ岳 ショート)。少しずつ距離を伸ばし、100mileでの会心の走りを目指すなかでチーム100Mile加入。トラックでの1500m〜100Mileロングトレイルまで、より速く力強く、自分らしく走り続けることを目標にマラソンやトラックの記録会などにも並行して挑戦している。

【主な経歴:レース】
◎2023年
勝田全国マラソン 2時間36分30秒 PB
OSJ新城トレイル32K 6位(4時間32分33秒)
Mt.FUJI 100 14位(22時間34分56秒)
富士登山競走 21位(3時間10分54秒)
富士登山駅伝  4位(Hundred RC)
つくばマラソン 2時間30分39秒

◎2024年
ハイテクハーフマラソン  1時間12分38秒
信越五岳トレイルランニングレース 優勝(20時間50分00秒)