Tabisuke Tabizo_November 2018

TABISUKE TABIZO_バックパッカーに向けたウォーキングシューズ作り その7

6足目のサンプルが完成しました。全体的なデザインの方向性は固まりましたが、細かな部分、特に足首のベルトの固定方法の問題は解決できず……。前回試したラバーコードを使用した固定は、実際は調整機能としの役割が薄く、再度、固定方法(留め具)を考え直すことにしました。
着脱のしやすさは僕たちのフットウェア作りの重要な要件です。素早く解け(クイックリリース)、素早く締められる(クイックフィット)ことを目的にしたアイデアを連日出しあった結果、たどり着いたのが足袋の「こはぜ」でした。足袋が掛け糸にこはぜを引っ掛けて留めるように、角カンにフック(こはぜ)を引っ掛け、さらにそのフックにアジャスター機能を付ければ、クイックリリース & クイックフィットが実現できるのでは? 
ひとまずイメージする金具を即席で作り、新たに上がってきたサンプルに取り付けてみたところ、着脱がスムーズに!! 耐久性やコストなど問題点が山積するこの金具ですが、まずは最適なデザインを考えてみます!

Tabisuke Tabizo_September 2018

TABISUKE TABIZO_背中がムレないバックパック作り その20

僕たちの開発テーマ「Smart and Fast」は、素早い動作と、簡単な動作で機能させるデザインを目指したものです。そのテーマを今回のバックパック、特に本体のデザインに大きく反映させたのが「コンプレッション(圧縮)」です。
サイズが大きいだけでなく、ファスナーとコードだらけでゴテゴテした印象の大型バックパックですが、特になかの荷物を保持、圧縮させるためのテープの多さは本当に煩わしいです! どれを引けばいいのか分からなくなるほどに装着されたテープ、コード類をできる限り少なくして、1回の動作でコンプレッションできるアイデアはないか? 
作った自分たちでも笑えるほどのモックアップを製作した結果、いいアイデアが生まれました!! それは本体のサイドに大きなウイング(羽のようなフラップ)を取り付け、それをコードで引っ張ることで横と下を同時にコンプレッションさせるアイデアです。まずはサンプルを作りをしてみます!

Tabisuke Tabizo_September 2018

TABISUKE TABIZO_バックパッカーに向けたウォーキングシューズ作り その6

5足目のサンプルが完成しました。今回のサンプルは、前回のデザインや構造をベースに、より自然なミッドフットの歩行ができるよう、ヒールをかなり高くしてみました。また、アッパーのパターンや履き口の縫製箇所の変更を行い、前回以上に履きやすさと耐久性を向上させています。
ここまではかなり手ごたえのある改良になったのですが、ただ、足首のベルトに大きな問題が発生しました。より細かなフィッテイングの調整ができ、歩行時でもはがれずらくなるよう、レザーのベルトを角カンで折り返し、ベルクロで留めるデザインに変更したところ、くるぶしに角カンが当たることが判明。そこで角カンではなく、上のベルトは折り返さずにベルクロで留め、下のベルトはラバーコードを使って調整できるよう、サンプルに改良を加えました。次回はこの改良を整理しつつ、着地が不安定になりがちだったヒールの高さを少しだけ抑えたサンプルを作る予定です。

Tabisuke Tabizo_July 2018

TABISUKE TABIZO_背中がムレないバックパック作り その19

Hook Daypackのサンプル作りを進めつつ、保留にしていた大型バックパックの製作を再開しました。プロモーション案件や映像製作などでかなり立て込んでいる状況ですが、Hook Daypackの背面デザインを進めるにつれ、大型バックパックにも活かせるアイデアが生まれ、忘れてしまわないうちに一気に詰めることに。まずはこれまでまったく着手していなかったバックパック本体のデザインを開始。
ウエストとハーネス、背面パッドを独立させたユニットを取り付けるための大元からデザインすることにしました。ひとまず大型のバックパックにありがちな過剰なポケットや、コンプレッションのためのアジャスターパーツを可能なかぎり減らし、シンプルながら、フラップの開閉やコンプレッションを少ない動作で行えるデザインを目指します。ここでも「クイックリリース & クイックフィット」。荷室へのアクセスを素早く行え、出し入れしやすいポケットを付け、軽量で、容量は45リットルくらい。そんなバックパックの本体をデザインします!

Tabisuke Tabizo_July 2018

TABISUKE TABIZO_バックパッカーに向けたウォーキングシューズ作り その5

歩行テスト用のサンプルが完成しました。長距離/長時間の歩行テストを行うため、前回(サードサンプル)のものから大幅に改良を加えました。まずアッパー素材をレザーから軽量で柔らかく、通気性の高い「3Dメッシュ」に変更し、むくみを軽減するため甲部分の締め付けを緩くするパターンを採用しました。また、足首のベルトを2本に増やし、かかとの側面と足首周りのグラつきを抑える「スタビライザー」と一体化させ、より強いフィット感と歩行時の安定性を向上させています。ちなみにこのスタビライザーは、Tabisukeのロゴがモチーフになってます! さらに留め具をテープとアジャスターに変更し、より細かな調整ができるようにしました。
舗装路、ダートを織り交ぜた30キロほどのテスト結果は、地下足袋のようなフィット感と履き心地が体感でき、僕らが目指していた「ベアフットの感覚」がそのままかたちになっていました! 足首のベルトの留め具や、履き口の縫製の耐久性はかなりの見直しが必要ですが、この構造をベースに進めれば、必ず満足できる仕上がりになることを確信できるテストになりました!

Tabisuke Tabizo_May 2018

TABISUKE TABIZO_バックパッカーに向けたウォーキングシューズ作り その4

アウトソールのデザインと、新たなフィッティングの調整機構を確認するためのサード・サンプルが完成しました。このサンプルの大きな特徴は、自然なミッドフットの歩行を促すために高くしたヒールと、中足部からかかとまでの間を極端に細くしたアウトソールです。
また、かかとではなく外側面と足首にT字のカウンター芯(硬い芯材)を仕込んだ「スタビライザー」を取り付けました。この「柔らかいかかと」と「硬いスタビライザー」が、歩行時のグラつきと靴ズレを抑えてくれるはずです。また足首をベルクロのストラップで固定させ、微調整ができる仕様にしました。次はこの新しいアウトソールのデザインと調整機構をテストするためのサンプル作りに取り掛かります。

Tabisuke Tabizo_April 2018

TABISUKE TABIZO_背中がムレないバックパック作り その18

前回考案した2つのフレームとワイヤーを組み合わせるアイデアは、接合が複雑になるためまたもやサンプル製作止まりに。なかなかうまくいかないですね……ま、頭のなかの考えを形にする作業が楽しいので、実のところまったく心は折れず(笑) まずはフレームとワイヤーを一体化したパネル製作にチャレンジすることにしました。
知人の大工から紹介していただいた鉄鋼加工業者の方にサンプルを作っていただくことに。図面(デザイン案)から起こしていただいたパネルは、見た目はかなりかっこいいそれになりました。ただ剛性が弱く、左右から手で強く押すと曲がってしまいます。ねじれや曲げに強くなるよう筋交いのような補強も入れていたのですが、それだけでは足りなかったようです。これだと転倒で曲がってしまう可能性があるので、仕上がりが良いだけに残念ですが、また他の方法を考えることに……。ま、心は折れていないので、次こそ!

Tabisuke Tabizo_March 2018

TABISUKE TABIZO_特別仕様『The Seat Bag』

鎌倉店の頃からご愛顧いただいているお客さまの快気祝いに、フラップ部にレザーを使用した特別仕様の『The Seat Bag』を製作しました。レザーにはお客さまのイニシャルと、TABISUKE TABIZOのロゴを刻印しています。レザーを使う製品も増えてきたため、先日、ホットスタンプ機を導入。今回の製品がそのホットスタンプを使用した第一号となりました。長年ご愛顧いただいているお客さまに初製品をお渡しすることができて、僕たちにもいい記念となりました!

Movie_March 2018

ムービー制作_Marmot「ZERO Pattern」

Marmotの18SSシーズンのPR動画を制作しました。今回のテーマ「ZERO Pattern」とは、アウトドアウェアをより軽くするために開発したMarmot独自のパターン。これを分かりやすく説明するには、実写よりも断然CG! ということで、CG専門誌『Cinefex』の編集者に紹介してもらったクリエイターに制作してもらいました。Marmot 担当者の解説とともに、ウェアをワイヤーフレームで表現した、分かりやすくてカッコいいCGもお楽しみください!
Marmot 
www.marmot.jp/zero_pattern/

Tabisuke Tabizo_February 2018

TABISUKE TABIZO_バックパッカーに向けたウォーキング・シューズ作り その3

セカンド・サンプルで歩行テストを行い、次の課題が見えてきました。フィッティングと疲労度は問題なかったのですが、このシューズ製作の目的のひとつ「フォアフットの着地」が今ひとつ、という結果に。そこで、共同で開発をお願いしている靴職人の五宝賢太郎さんからいただいたアイデアを元に、サード・サンプルではソールの形状の根本的な見直しと、それに合わせたボディの剛性の強化を図り、自然なフォアフットの着地を目指すことに。GW明けに完成予定です!

Web Design_February 2018

WEBデザイン_le coq sportif「DESIGNING WOMEN.」

le coq sportifの女性向けWEBページをデザインしました。動画に出演していただいたプロテニスプレーヤー・日比野菜緒さん、サイクリスト・橋本優弥さん、ダンサー・Amiさん、キックボクサー・小林愛三さんのコメントは、ひとつのことを続けることが苦手な人は必見。「継続は力なり」を実践する4人が語る「競技を始めたきっかけ・続ける理由」を読めば、これまでの自分を少し変えられるかも! 読後はぜひ動画で、4人の継続の結果を確かめてください!
le coq sportif 
special.lecoqsportif-jp.com/dw/

Movie_February 2018

ムービー制作_le coq sportif「DESIGNING WOMEN.」その2

今回の動画ではクロマキー撮影に初挑戦。グリーンバッグで撮影した4人の映像に別の背景を合成します。ちょっと古いですが『進め! 電波少年』と同じです。髪の毛や自転車のスポーク、ラケットのガットなど、切り抜きの難関要素がたくさんありましたが、なんとか合成・編集が完了しました。BGMはポルトガルのロックバンドNortonの『Magnets』。軽快なリズムに合わせて躍動する、4人のパフォオーマンスをぜひご覧ください! 動画公開中です!
Norton 
www.thistimerecords.com/band/norton

Movie_January 2018

ムービー制作_le coq sportif「DESIGNING WOMEN.」その1

le coq sportifの2018SS女性向けPR動画を撮影しました。「テニス」「自転車」「キックボクシング」「ダンス」。それぞれの分野で活躍する4人の女性アスリートを個別に撮影し、1本の動画に編集します。撮影とは言え、プロのガチなパフォーマンスを間近で見ることのできる贅沢な時間。力強く美しいパフォーマンスに圧倒されながらも、できないけどやってみたいかも……という気持ちがフツフツと。この感覚を共有できるような動画を鋭意制作中です!
le coq sportif 
special.lecoqsportif-jp.com/dw/

Tabisuke Tabizo_January 2018

TABISUKE TABIZO_背中がムレないバックパック作り その17

ウエストベルトのサンプルが完成しました! 背中のムレを防ぐために十分な高さを持たせた腰部のパッドは、身体に添いやすい扇型に。サイド部分は最小限まで薄く、短くしてコンパクトな印象に。斜めに這わせたナイロンベルトは、骨盤をしっかり支持しながら、パッドの形状も維持させる役目を果たします。仕様はこれで決定です! ただ、前回考えた新・背面パネルの製作にまた問題が……。完成までには、まだまだ時間がかかりそうです……。

Tabisuke Tabizo_January 2018

TABISUKE TABIZO_背中がムレないバックパック作り その16

デイリーユースでも違和感のないスマートな見た目と、抜群のフィット感。この2つの条件を両立するウエストベルトを実現するため、緩衝材の形状を見直しました。これまでの一体型ではなく、厚さが必要な腰部分と、フィット感が重要になるサイド部分とを分割。さらに、サイドの緩衝材は横向きにスリットを入れ、下部を薄くすることに。試行錯誤を重ねた甲斐あって、サイド部分の薄さとフィット感が増し、背中の空間も十分に確保できるようになりました!